内容(「CDジャーナル」データベースより)カレーラスとテ・カナワが大健闘だが,オペラ的な表現に傾く嫌いがあるのは仕方ないところ。レニーのリズム感にもさすがに衰えがうかがえるものの,それを差し引いてもこの晩年の自作自演盤は情感の深さと描写の鮮やかさで唯一無二の価値を保ち続ける。